韓国語で「割り勘」は何というのか?
「割り勘」は韓国語で、
プムッパイ
割り勘
といいます。
韓国語の「割り勘」を使った会話例文
いつものようにイルちゃんとハンちゃんは仲良くお食事に来ました♪
代金を支払う時に、イルちゃんは割り勘にしようとしますが・・・。
韓国語ネイティブ音声
↑再生ボタンを押すと音声が再生されますネガ モゴットン ウムシク カギョギ オルマヤ?
イル:私が食べた分の料金ていくら~?
ウェ?オヌル ネガ サジュルケ~
ハン:どうして?今日は私がおごるよ~
ミアナニカ プムッパイハジャ!
イル:そんな~・・・申し訳ないから割り勘しよう!
ハングゲソヌン プムッパイ アネ~ オヌルン ネガ サジュルテニカ タウメ イルチャンイ サジュルレ?
ハン:韓国では割り勘はしないよ~^^ 今日は私がおごるから、今度イルちゃんがおごってくれる?
豆知識:韓国の割り勘文化
뿜빠이は、日本語の「分配」からきていますので、非常に覚えやすいのではないでしょうか^^
韓国では日本のように1円単位まで細かく割り勘をするということがありません。
韓国の方が割り勘をしない理由は大きく分けると2つ考えられていて、
1つ目の理由としては、
韓国の社会では、常に上に立つ側の人がお金を払う事が多いです。
この習慣は「階級や礼節に厳しい儒教思想」から引き継がれたのではないかと思われます。
2つ目の理由として・・・
「ケンチャナヨ」の感覚でしょうか^^
『今日は私がおごるから、今度おごって♪』という風に、おごったりおごられたりして友情を深める事を大事にしているのですね♪
(先輩がおごることが多いと言われていますが、一方的に先輩だけが奢り続けるわけではなく、例えば先輩が食事をおごってくれたら後輩が食後のコーヒーショップでおごるなど、やはりそこにはおごり・おごられの関係があります)
日本のようにレジの前できっちり小銭単位まで割り勘計算をしている団体を見ることは韓国ではほとんどなく、逆にお互いが財布を出し合って「今日は私が払う」「いやいや、私が・・・!」という払い合いをしている人を見るほうが多いです。
親しい間柄なのにお金のことで細かく言うなんて、水くさいというのがありますし、きっちり割り勘にしようとなると、なんだかちょっと人間関係的に寂しく感じるという人も多いです。
就職率が低く、金銭的に余裕のあまりない最近の若い人たちの間では、割り勘が昔と比べるとずいぶんと普及しつつあります。
先輩・後輩の関係では割り勘とはならないケースがまだまだ多いものの、大学生・高校生はスマホのアプリでの割り勘払いが基本です。
もしもおごられることがあれば、
もしくは、
といって、おごってもらったら今回は私、というような感じで、一方的におごられるということはありません。
(そんなことをしていると当然ですが友達が減っていきます😅😅😅)
尚、今日の韓国語で出てきた뿜빠이は標準語ではないので使う際にはご注意を!
別の言い方で言うとするならば、割り勘は英語に由来する「더치 페이/ドチ ペイ」、割り勘にするは「더치 페이하기/ドチ ペイハギ」と表現できます。
そして、「割り勘にしましょう」は、「각자 부담합시다/カッチャ プダムハプシダ(直訳:各自、負担しましょう)」と言えますが、上司がこんなことを言おうものなら、部下の上司に対する評価はダダ下がりになること間違いなしと言えそうです^^;。
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